
大東建託の管理サービスを徹底解説
~仲介業者・管理会社から見たリアルな評価~
皆さんこんにちは。賃貸ナビゲーターの小宮です。今回は業界最大手である大東建託の管理サービスについて、仲介業者・管理会社の立場から解説します。この記事を読めば、大東建託の仕組みや特徴を理解し、安定した賃貸経営に一歩近づけるはずです。
大東建託の会社概要
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創業:1974年
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資本金:290億円(東証プライム上場企業)
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管理を担う会社:大東建託パートナーズ(資本金1億円)
規模感では群を抜いており、グループ全体で管理戸数ランキングでも常に1位を誇ります。
管理の仕組み:サブリースが中心
大東建託の管理の最大の特徴はサブリースです。
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大東建託がオーナーから一括借上げ
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入居者へ再度貸し出し
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空室でもオーナーに賃料を保証
メリット
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空室リスクがゼロ
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安定収入を得やすい
デメリット
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手残りは少なくなる(通常管理より10~15%減)
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契約期間中の賃料見直しリスクあり
仲介業者から見た大東建託
良い点
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契約がスムーズ(電子契約対応、書類も整備済み)
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大手の安心感 → 社宅代行や法人契約も通しやすい
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リフォーム対応が早く、成約に積極的
悪い点
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保証会社の利用料が割高(初回+月額2~3%上乗せ)
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広告料(AD)がほとんど出ない → 仲介業者が積極的に紹介しづらい
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優先度が下がるため、都市部では後回しにされがち
管理会社から見た大東建託
良い点
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組織としての安定感 → トラブル対応も一定水準以上
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引き継いだ際も、基本的に「変な対応」は少ない
悪い点
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保証会社がオリジナル仕様 → 管理移管時に引き継ぎ不可
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鍵も専用システム → 他社での交換が困難
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結果的に「囲い込み」が強い
大家さんから見た大東建託
良い点
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大手の安心感
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地方エリアでは他社との差別化になりやすい
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空室保証があるため収入は安定
悪い点
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サブリースでは手残りが減る
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一般管理の場合は広告料が出ず、決まりにくいリスクあり
筆者の考え:サブリースはやるべきか?
結論から言うと、私はサブリースは推奨しません。
理由は単純で、収益性が落ちるからです。
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通常管理:手数料5%程度
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サブリース:差引15%程度の目減り
もちろん「資産規模が大きく、リスクを取りたくない方」には選択肢になり得ます。しかし、賃貸経営で利益を最大化したい大家さんは、通常管理を選んだ方が良いと考えます。
まとめ
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大東建託は規模と安心感が最大の強み
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仲介業者にはADゼロ問題、管理会社には囲い込み問題がある
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大家さんにとっては、地方物件ならメリット大、都市部では慎重に比較検討すべき
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サブリースは「丸投げしたい人向け」、本気で収益を追うなら通常管理を
不動産経営は「誰に任せるか」で大きく結果が変わります。大東建託のメリットとデメリットを理解した上で、自分のスタイルに合った管理形態を選びましょう。