
令和の虎に出演した理由と、その後の経営判断
〜カフェ×不動産をやめた本当の理由〜
はじめに
今回は、私が令和の虎に出演した理由と、実際に出演して感じたこと、そして経営判断の変化についてお話しします。
結論から言うと、
「カフェ×不動産」はやめました。
ただし、この判断は“失敗”ではなく、
むしろ経営としてはかなり良い意思決定だったと考えています。
なぜ令和の虎に出演したのか
きっかけはシンプルです。
事務所の限界でした。
スタッフ8名体制
来客対応が最大4名程度
物理的に限界
このままでは成長が止まる。
そこで考えたのが
「移転するなら、集客できる店舗にしよう」
その中で出てきたのが
カフェ × 不動産
というモデルでした。
カフェ → 気軽に入りやすい
不動産 → 信頼が必要な商材
組み合わせ → 接点を増やせる
つまり
**“来店ハードルを下げる導線設計”**です。
さらに
「どうせやるなら、資金+PRも同時に取ろう」
ということで、令和の虎に挑戦しました。
出演して分かった「本質的なズレ」
実際に出演して、かなり厳しく指摘されたのが
「なぜカフェなのか?」
ここでした。
冷静に考えると
カフェは“手段”でしかない
目的は“管理戸数を増やすこと”
なのに
手段に固執していた
という状態でした。
経営としての重要な学び
特に刺さったのがこの考え方です。
「伸びている事業にベットするべき」
これは経営者として本質です。
当時の状況
管理事業 → 成長中
カフェ → 未経験・不確実
つまり
成長事業に投資すべきなのに
新規リスクに資金を使おうとしていた
カフェ事業をやめた理由
結論として
カフェは完全に撤退
理由は明確です。
① 投資効率が悪い
初期投資:約2,000万円
回収不透明
② 本業とのシナジーが弱い
来店=管理受託ではない
コンバージョンが不明確
③ 代替手段がある
WEB集客
紹介
営業
既に勝ち筋がある
経営判断として正しかったポイント
今回の意思決定で重要なのは
✔ 感情ではなく合理性でやめた
✔ 外部の意見を取り入れた
✔ sunk cost前に撤退
これはかなり重要です。
正直
「そのまま銀行融資で進めていた可能性が高い」
これ、普通に経営事故です。
今後の戦略
では、その2,000万円をどう使うのか。
答えはシンプルです。
▶ 管理事業に再投資
WEBマーケティング強化
オーナー向けサービス向上
社員への還元
既存事業のレバレッジを最大化
大家さんにとってのメリット
この判断は、オーナー様にも直結します。
✔ サービス品質向上
✔ 管理の精度アップ
✔ 対応スピード向上
つまり
「余計なことをやらない会社」
の方が結果的に安心です。
まとめ
今回の経験で一番大きかったのは
「やらない決断」
です。
経営は
新しいことをやるより
間違ったことをやめる方が難しい
だからこそ
外部の視点は非常に重要
だと改めて感じました。
最後に
もし今
新規事業をやろうとしている
投資判断に迷っている
という方がいたら
「それ、本当に今やるべきですか?」
この視点はかなり重要です。