
千葉県で人気の街ランキング発表!でも賃貸経営は「市」ではなく「駅」で考えるべき理由
はじめに
アットホームが発表した「千葉県の住みたい街・検索PVランキング」をご覧になりましたか?
ランキングを見ると、
総合1位:船橋市
総合2位:市川市
総合3位:松戸市
総合4位:柏市
という結果になっています。
「やっぱり船橋や市川で物件を持てば安心なのかな?」
そう考えるオーナー様も多いと思います。
しかし、賃貸管理の現場にいる立場からお伝えすると、ランキングをそのまま鵜呑みにするのは少し危険です。
今回は、ランキングを見る際に知っておきたいポイントを解説します。
船橋市が圧倒的人気の理由
今回のランキングでは、総合・ファミリー・単身の全てで船橋市が上位に入りました。
船橋市が人気の理由としては、
東京駅まで約30分
JR総武線・東武アーバンパークライン・京成線が利用可能
ららぽーとTOKYO-BAY
南船橋エリアの再開発
タワーマンションの供給
などが挙げられます。
特に船橋駅・西船橋駅・南船橋駅周辺は、賃貸需要が非常に高いエリアです。
ただし「船橋市=どこでも人気」ではない
ここで注意したいのが、
船橋市は非常に広い
という点です。
船橋市には、
船橋駅
西船橋駅
南船橋駅
東船橋駅
のような人気駅がある一方で、
三咲駅
高根公団駅
習志野駅周辺
など比較的家賃相場が安いエリアもあります。
同じ船橋市でも、
駅によって需要は大きく異なります。
そのため、
「船橋市だから安心」
ではなく、
「船橋市のどの駅なのか」
を見ることが重要です。
市川市が人気な理由
総合2位となった市川市。
最大の魅力はやはり東京への近さです。
江戸川を渡ればすぐ東京都。
都内勤務の方からすると、
家賃は都内より安い
通勤時間はほぼ変わらない
という大きなメリットがあります。
そのため、
市川駅
本八幡駅
妙典駅
などは常に安定した賃貸需要があります。
ファミリー層に人気の柏・流山市
ファミリーランキングで目立ったのが、
柏市
流山市
です。
柏市
柏駅周辺は商業施設も充実しており、
「千葉の渋谷」
とも呼ばれるほど若い世代に人気があります。
また船橋・市川と比較すると家賃相場が少し抑えられるため、子育て世帯からも支持されています。
流山市
近年特に注目されているのが流山市です。
人気の理由は、
TX(つくばエクスプレス)で都心アクセス良好
街並みが新しく綺麗
子育て支援が充実
人口増加が続いている
という点。
実際にファミリー層からの問い合わせも非常に多いエリアです。
千葉市中央区も根強い人気
ランキングには千葉市中央区も登場しています。
千葉駅を中心としたエリアで、
千葉県内勤務
千葉県内の学校へ通学
する方からの需要が非常に高い地域です。
また、
商業施設
オフィス
公共機関
が集まっているため、単身者需要も安定しています。
意外な穴場?市原市
ランキングを見ると、市原市も上位に入っています。
市原市は決して華やかな街ではありませんが、
工場地帯が多い
転勤者需要がある
法人契約が多い
という特徴があります。
そのため、
「派手な人気エリアではないが空室が埋まりやすい」
というケースも少なくありません。
投資エリアとして検討する価値は十分あります。
オーナー様が見るべきは「市」ではなく「駅」
賃貸経営で大切なのは、
ランキング上位の市を選ぶことではありません。
重要なのは、
「どの駅なのか」
です。
例えば、
船橋市でも駅によって需要は大きく違う
市川市でも徒歩圏とバス便では全く違う
柏市でも再開発エリアと郊外では差がある
というのが現実です。
私たち管理会社は、
オーナー様から相談を受ける際、
まず「市」ではなく「駅」を見ています。
さらに、
徒歩分数
周辺施設
通勤需要
学校需要
法人需要
まで分析して募集戦略を考えています。
まとめ
アットホームのPVランキングは、市場の人気を知る上で参考になるデータです。
しかし、
人気の市=賃貸経営が成功する市
ではありません。
賃貸経営で本当に大切なのは、
✅ 何市かではなく何駅か
✅ どんな入居者層がいるか
✅ 将来的な需要があるか
を見極めることです。
物件購入や運用を検討される際は、「市」で判断するのではなく、「駅単位」で分析することをおすすめします。
その違いが、将来の空室率や収益に大きく影響してきます。