一人暮らしに向いている間取りとは?3種類を比較して解説!
これから一人暮らしを検討している方のなかには、どの間取りが自分に向いているのかが分からず、悩む方も少なくありません。
とくに、実家を出て初めて一人暮らしをするという方は、間取りの比較をすることもできないでしょう。
そこで今回は、一人暮らし向けの部屋として、ワンルーム・1K・1DKの3つのタイプを比較して、それぞれの特徴や向いている方を解説していきます。
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一人暮らし向けのワンルームの間取りの特徴
間取り図で1Rと表記されているのは、ワンルームタイプと呼ばれる物件で、居室が1つだけのシンプルな部屋です。
居室とキッチンとがドアや仕切りもなくつながっていて、廊下の部分もほぼないのが特徴です。
そのため玄関を開けると、部屋全体がそのまま見渡すことができ、ここにトイレと浴室、物件によっては洗面所が1つになったユニットバスが加わります。
ワンルームは余分なスペースをできる限り抑えた間取りで、1Kや1DKと比較して専有面積が狭い物件が多いです。
そのため、同じような立地の1K物件と比較して家賃設定が抑えられている場合、部屋選びを安さ重視と考えている方は、まずはこの間取りを検討すると良いでしょう。
部屋が狭いメリットは、テレビのリモコンや雑誌など、そのとき必要なものがすぐに手が届く範囲にある点で、寝ころんだまますべてを完結できる便利さがあります。
部屋にいるときはとにかく動きたくない、のんびりしたい方にとっては理想の間取りです。
また、ロフトがついている物件は、そこを寝室や収納として利用できるでしょう。
ただし、ロフトは熱と湿気がこもりやすく、夏場はエアコンの設置場所によっては寝苦しくなる場合があり、サーキュレーターなどで空気を循環させる必要があります。
そのほかに、一人暮らしで面倒だと感じるものの1つに掃除があります。
実家にいるときは母親が掃除をしてくれていたため、一人になって初めて本格的に掃除をする方も少なくありません。
散らかったものを片付け、掃除機をかけ床を拭いてなどの作業には意外と労力を使いますが、部屋が狭い分、時間も労力も少なくて済む点もメリットの1つです。
では次にデメリットを見ていきますが、まず気になるのが来訪者が玄関を開けたときの視線でしょう。
郵便や宅配が届いたときに、玄関を開けるとキッチンだけでなく部屋のなかが丸見えになってしまうため、プライベート空間を他人に覗かれてしまいます。
対策としては居室とキッチン、もしくはキッチンと玄関の境目にロールスクリーンなどの目隠しを施してください。
ほかにもキッチンと居室が一体型であるため、料理のニオイや油が部屋に充満し、衣類にそのニオイや油がついてしまうため、換気を充分におこなう必要があります。
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一人暮らし向けの間取りで比較したい1Kの特徴
1Kは居室とキッチンの組み合わせからなる間取りで、基本的にはワンルームと同じ構成となっています。
ただ1違うのは、居室とキッチンとの間にドアや引き戸などで、仕切りが設けられている点です。
広さで見ると、同じ8畳の物件でもワンルームはキッチンや通路を含めた面積、1Kは仕切りがあるため居室のみの面積となり、キッチンがある分、1Kのほうが広いです。
不動産公正取引協議会連合会が出しているガイドラインでは、居室が1つの場合のキッチンのスペースは4.5畳未満とされ、それ以上になるとDK扱いとなります。
つまり上記の例で言えば、一般的には1Kは8畳プラス4.5畳未満のキッチンとなり、ワンルームに当てはめると12.5畳もの広さです。
では1Kの間取りのメリットを見ていきますが、仕切りがあるため、冷暖房効率が良い点が挙げられます。
ドアなどで居室が独立しているため、熱や冷気が逃げにくく、来訪者があったときも仕切りがあるため、外気の影響を受けにくいです。
また、キッチンで料理をしてもドアさえ閉めておけば、居室への油やニオイ移りを気にする必要がありません。
宅配などが来ても、仕切りを閉めておけば玄関の部分だけを見られるだけで、奥のプライベート空間まで覗かれる心配もないです。
ほかにも友人が来てトイレや浴室を使うときも、仕切りがあれば音を気にする必要がなく、安心して使える点もメリットとなります。
この1Kで多く見られるのは縦長タイプで、玄関から居室まで直線的に配置され、玄関を開けて両脇にキッチンとトイレや浴室、奥が居室です。
それ以外にもキッチンが独立しているタイプもあり、こちらはキッチンが廊下と兼用でなく独立しているもので、収納スペースが広いのが特徴です。
また1Kにもロフトが付いているタイプのものもあり、もともとロフトは専有面積に含まれないため、同じ広さの物件でもロフトがある分、広く使える点がメリットとなります。
逆にデメリットは、ワンルームと比較して家賃が高めの傾向にある点で、家賃を抑えたい場合はワンルーム、それほど気にしない場合は1Kで探すと良いでしょう。
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一人暮らしをするときに比較したい1DKの特徴
不動産公正取引協議会連合会 のガイドラインによれば、DKはキッチンと食堂が1つの部屋にあるものを指し、部屋数や専有面積によって基準が設けられています。
1DKの場合、DK部分の広さの下限は4.5畳とされていて、それ未満の場合は1K、8畳以上が1LDKです。
つまり1DKはワンルームや1Kと比較してキッチン部分が広く使える点が特徴で、食器棚やテーブルが置け、食事と寝室が分けられます。
そのため、空間的に余裕を持った暮らしがしたい方、同棲カップル、新婚夫婦などにおすすめの間取りです。
その1DKに多い間取りが、キッチンに窓がないタイプのもので、玄関を入るとすぐにDK部分で、その奥に居室があります。
このタイプはDKと居室を区切る仕切りが、大きめの引き戸や透過性のある素材の扉などで作られているものが多く、居室を区切ってDKにしている感じです。
次はキッチンとダイニングが分かれているタイプで、玄関を入るとキッチンがあり、その奥にDK部分、そして居室が併設されています。
この間取りはダイニング部分がリビングとして使えるため、居室を寝室だけで使いたい方に向いています。
またDKと居室が完全に独立しているタイプもあり、玄関を入り例えば左側にDK、右側に居室の間取りです。
自宅でデスクワークをしたい方や、友人を招いて食事をする機会の多い方にはプライベート空間を確保できる間取りです。
では1DKのメリットを見ていきますが、まずはキッチンスペースが広い分、調理家電が多く置けるため、料理好きの方に向いています。
また生活空間が2つに分けられるため、日々の生活にメリハリがつきやすいのもメリットで、休みの日にだらだらと過ごしてしまいがちの方におすすめです。
ほかにも水回りが居室と区切られていて、とくにトイレの音やにおいが居室に漏れにくく、同棲カップルにとっては互いの音を気にせず過ごせる快適な空間となります。
ただ専有スペースが広い分、家賃が高い傾向にあり、家賃は収入の3分の1を目安として収入とのバランスを考える必要があります。
またワンルームや1Kよりも光熱費がかさむケースが多く、家賃と合わせて月々の生活費を見ていかなければいけません。
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まとめ
一人暮らし向けの間取りは、おもにワンルーム・1K・1DKがあり、それぞれに特徴があります。
ワンルームはコンパクトに生活したい方に、1Kはキッチンと居室を分けたい方、1DKは仕事や趣味に使いたい方に向いている物件です。
もちろん広さにより家賃が高くなるケースもあり、収入とのバランスを考えた部屋選びをしてください。
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