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自主管理のメリット、デメリットを解説!

古宮 竜馬

筆者 古宮 竜馬

不動産キャリア16年

【代表取締役社長】大手不動産会社で約8年管理職を経験し賃貸仲介、管理業務は約15年携わってきました。お部屋探しのポイントや、管理物件の空室対策のアドバイス等を密にご提案させて頂く事をお約束させて頂きます。

【大家様向け】自主管理は本当に得?メリット・デメリットを徹底解説!


不動産経営をする上で、「管理会社に任せるか」「自分で管理するか」は非常に重要な選択です。
今回は、自主管理のメリットとデメリットを、実務目線で整理しました。今後の方針を考える参考にしていただければ幸いです。




✅ 自主管理のメリット

メリット内容
コスト削減管理委託料(月額3~5%)や更新手数料などが不要になるため、収益率が上がる。
迅速な対応が可能トラブルや空室対応などを即判断・即行動できる。
入居者と直接やり取りができる顔が見える関係性が築け、長期入居に繋がる場合も。
管理状況を自分で把握できる設備の不具合や改善点に早く気付ける。
空室対策に柔軟性がある家賃設定・募集条件を自身の判断で変更できる。


❌ 自主管理のデメリット

デメリット内容
手間がかかる契約手続き・クレーム対応・家賃管理などすべて自分で行う必要がある。
トラブル対応が難しい法律知識や交渉力が必要になる場面が多く、精神的負担が大きい。
募集力に限界がある仲介業者との関係や広告手段が少なく、空室が長期化するリスクも。
夜間・休日も対応が必要緊急トラブル(漏水・騒音など)に24時間対応が求められる。
退去立会いや原状回復の知識不足精算トラブルや工事ミスなどのリスクが高まる。

「自主管理 vs 管理会社委託 比較表」

形式:横並びの比較表 項目:費用 / 対応の早さ / トラブル対応 / 空室対策 / 法的対応 / 精神的負担
項目自主管理管理会社委託
月額費用0円約3~5%
緊急対応自分代行
募集力限定的専門ネットワークあり
法対応自己対応専門サポートあり
精神的負担
柔軟性


まとめ:こんな方は自主管理向き/委託向き!

【自主管理が向いている方】

  • 近くに住んでいる

  • 時間に余裕がある

  • 不動産知識がある

  • 自分で対応するのが苦でない


【管理委託が向いている方】

  • 本業が忙しい

  • 複数戸を所有している

  • 遠方に住んでいる

  • 安定運用を重視したい



管理の負担を減らしたい方へ


「管理はプロに任せて、本業や家族との時間を大切にしたい」
そんな大家様には、信頼できる管理会社とのパートナーシップが重要です。