
「管理料0円」の賃貸管理会社は本当にお得?
大家さんが見るべき“本当のコスト”とは
最近、「管理料0円」を打ち出す賃貸管理会社が増えてきました。
「毎月の管理料がかからないなら、その方がお得では?」
そう思う大家さんも多いと思います。
実際に、管理会社の変更を検討している大家さんからも、
「0円管理の会社ってどういう仕組みなんですか?」
「安すぎて逆に不安です…」
という相談をいただくことがあります。
今回は、現場の管理会社目線で「管理料0円」の仕組みと、大家さんが本当に注意すべきポイントについて解説します。
なぜ「管理料0円」で運営できるのか?
結論から言うと、
管理料以外の部分で収益を作っているからです。
代表的なのは以下のような収益です。
更新手数料
客付け(入居付け)時の仲介手数料
原状回復工事
修繕費用
緊急対応費用
つまり、
「毎月の管理料は0円です」
=「完全無料で運営しています」
ではありません。
実際、動画内でも、
「他で収益のポイントがないと運営は厳しい」
とお話しています。
一番気をつけるべきは「修繕費」
管理料0円で最も注意したいのは、
原状回復や修繕費用の中身です。
ここで利益を取るビジネスモデルの場合、大家さん側からすると、
相場より高い見積もり
工事内容が不透明
必要以上の提案
指定業者しか使えない
というケースもあり得ます。
動画でも、
「1番気にしなきゃいけないのはリフォーム関係とか修繕関係の費用」
とお話しています。
管理会社変更前に必ず確認したいこと
① 修繕業者を自由に選べるか
これはかなり重要です。
例えば、
自分で業者を手配できるのか
相見積もりが可能なのか
管理会社指定業者のみなのか
このあたりは必ず確認した方がいいです。
② 緊急対応に追加料金があるか
管理料0円でも、
クレーム対応1回○千円
出動費別途
夜間対応費
など、細かい課金があるケースもあります。
動画でも、
「クレーム対応で出動ごとに固定費がかかる会社もある」
とお話しています。
結果として、
「普通に3〜5%払っていた方が安かった」
ということも十分あり得ます。
「安いから文句が言いづらい」は危険
大家さんによっては、
「無料だから強く言えない…」
という心理になってしまうことがあります。
ただ、賃貸経営で一番大事なのは、
**“ちゃんと意見を言える関係性”**です。
動画内でも、
「安いから文句言いづらいなら、その管理会社はやめた方がいい」
とお話しています。
実は管理料より怖いのは「見えないコスト」
例えば、
平均家賃53,000円の物件で、
管理料3%なら月額約1,500円程度です。
しかし、
原状回復で1〜2万円高く請求されるだけで、
管理料1年分以上が一気に吹き飛ぶ
ということもあります。
つまり、
毎月の管理料
よりも修繕・原状回復の透明性
の方が、長期的には重要になるケースが多いです。
管理料0円=悪ではない
誤解してほしくないのは、
管理料0円=悪い会社
というわけではありません。
実際に、
客付け力が強い
レスポンスが早い
修繕が適正価格
オーナー対応が丁寧
こういった会社もあります。
逆に、管理料を高く取っていても、
対応が悪い会社もあります。
大事なのは、
「どこで利益を取っているのか」
ここをオーナー自身が理解することです。
まとめ
「管理料0円」という言葉だけで判断するのではなく、
大家さんが本当に見るべきポイントは、
修繕費が適正か
原状回復が透明か
業者を自由に選べるか
追加料金があるか
ちゃんと意見を言える関係性か
このあたりです。
賃貸経営は、
「毎月数%安いかどうか」よりも、
長期的に信頼できる管理会社と組めるか
が、最終的な収益に大きく影響します。