
【新築アパート募集成功事例】約1か月で満室。現場で見えた満室経営のポイントとは
幕張エリアの新築物件で、短期間の満室を実現
今回は、実際の新築管理受託物件の現場から、
「どのように募集を進めて、どうやって満室にしたのか」をご紹介します。
舞台となったのは、幕張エリアの新築物件。
募集開始から約1か月で満室となった、非常に好調な事例です。
現場担当者へのインタビューをもとに、
オーナー様にも参考にしていただけるよう、募集成功のポイントを整理しました。
物件概要
木造3階建て・全24戸の新築物件
今回の物件は、大和財託施工の木造3階建てアパートです。
外観はマンションのような重厚感があり、ぱっと見では木造とは思えない印象でした。
間取り構成はこちらです
1K:15戸
1LDK:7戸
2LDK:2戸
単身者向けが中心ではありますが、2LDKも含まれており、
幅広い層を取り込める構成になっています。
特に印象的だったのは、1K・1LDKに加えて2LDKが2戸入っている点です。
こうした複合的な間取り構成は、募集戦略にも工夫が必要になります。
管理受託のきっかけ
オーナー様は複数社を比較していた
この物件は、オーナー様が一括査定サイトを通じて
複数の管理会社を比較されている中で、当社にご依頼いただいた案件です。
当社を選んでいただけた理由
大きなポイントは2つありました。
まず1つ目は、YouTubeを通じて会社を知っていただいていたことです。
事前に会社の考え方や雰囲気が伝わっていたことが、安心感につながっていたようです。
そして2つ目は、担当者のレスポンスの良さです。
管理会社選びでは、提案内容だけでなく、やり取りのスピード感や誠実さも重要です。
こうした積み重ねが、最終的な決め手になったと感じます。
満室までの流れ
募集開始から満室まで約1か月
建物完成は2025年12月。
管理受託はその前の11月下旬ごろからスタートしました。
その後、室内写真の撮影や募集準備を進め、
実際に募集を開始したのは12月中旬ごろです。
そして、2月5日に全戸満室となりました。
実質、引き渡し後1か月強で満室
引き渡しは1月12日。
つまり、引き渡し後およそ1か月強で満室になった計算です。
24戸規模の新築物件でこのスピード感は、かなり良い結果と言えます。
満室成功の最大要因
最初の家賃設定が非常に重要だった
今回の成功で特に大きかったのは、
募集開始前の段階で、オーナー様としっかり打ち合わせができたことです。
新築募集では、家賃設定が結果を大きく左右します。
この物件では、当初の想定賃料よりもやや強気の設定で募集を行いました。
なぜ強気の家賃設定ができたのか
理由は、周辺の新築競合物件やエリア相場を見たうえで、
「この立地、この仕様なら、もう少し上でも決まる」と判断できたからです。
その結果、安易に家賃を下げることなく、
賃料を引き上げた状態でもしっかり成約につなげることができました。
競合物件があっても決まった理由
周辺の決まり方を日々チェックしていた
今回、近隣に競合となる新築物件がなかったわけではありません。
むしろ、同じ施工会社の新築物件も周辺にあり、比較されやすい状況でした。
それでも決め切れた理由のひとつが、
競合物件の申込状況を日々追っていたことです。
市場の流れを見ながら募集を継続
競合の動きが良ければ、そこが埋まったあとに反響が流れてくる可能性があります。
そうした流れを見越しながら、自社物件の賃料設定や見せ方を調整していきました。
このように、ただ募集を出すだけではなく、
周囲の市場の動きを見ながら戦略的に募集したことが大きなポイントでした。
幕張エリアの強み
立地の良さが後押しした
今回の物件がある幕張エリアは、やはり立地の強さがあります。
海浜幕張方面へ徒歩圏内で、道のりも比較的フラット。
交通利便性や街の印象も良く、単身者からファミリーまで受け入れられやすいエリアです。
さらに繁忙期のタイミングも追い風に
募集時期が1月から3月にかかる繁忙期だったことも大きかったです。
もしこの時期を外していたら、同じ条件でももう少し苦戦していた可能性があります。
やはり賃貸募集では、
**「立地」と「時期」**が結果に与える影響は非常に大きいと改めて感じます。
どの間取りが強かったのか
特に反響が強かったのは2LDK
間取り別で見ると、最も反響が強かったのは2LDKの2部屋でした。
もともと戸数が少ないこともありますが、
募集開始後の問い合わせは非常に多く、
担当者としても「もう少し強気の賃料でもよかったかもしれない」と感じたほどです。
一方で、最後に残りやすい部屋もある
反対に、1Kの1階住戸はやや苦戦しやすい傾向がありました。
上階から順に決まり、最後に1階の中部屋が残るという流れは、今回もその通りでした。
こうした傾向はある程度予測できるため、
最初から間取り別に募集の考え方を持っておくことが重要です。
駐車場と駐輪場の工夫
駐車場3台をどう活かしたか
この物件では、24世帯に対して駐車場は3台のみでした。
そのため、誰に優先して案内するかが重要でした。
そこで、駐車場は2LDK入居者を優先して案内する形で募集しました。
2人入居やファミリー層は車を必要とするケースが多いため、
駐車場とセットで提案することで成約率を高める狙いです。
駐輪場はあえて月額100円に設定
駐輪場についても、面白い工夫がありました。
完全無料ではなく、1台あたり月額100円の申請制にしたのです。
これは収益目的ではなく、
**「誰が使っているかを明確にするため」**の仕組みです。
放置自転車を防ぎ、管理しやすい状態を保つためには、
新築時からこうした運用ルールを作っておくことが非常に有効です。
現場管理の強み
定期清掃を自社で実施
共用部の定期清掃は、月1回、当社社員が自社で行っています。
外部委託ではなく、自社で行うメリットは大きいです。
実際に現地に足を運ぶことで、
共用部の傷みや細かな異変、使われ方の癖などに気づきやすくなります。
清掃は「美観維持」だけではない
定期清掃は、ただきれいにするためだけではありません。
管理品質を高めるための現場確認の機会でもあります。
新築時は問題が少なくても、
こうした積み重ねが将来的なトラブル防止につながっていきます。
改善点があるとすれば
2LDKの賃料はもう少し上げられたかもしれない
全体としては非常にうまくいった募集でしたが、
あえて改善点を挙げるなら、2LDKの家賃設定です。
反響の強さを振り返ると、
もう少し強気でも決まった可能性があります。
もちろん、募集時点では市場とのバランスもあるため、
あとから見えてくる部分ではあります。
それでも、こうした振り返りが次回以降の募集精度を高めてくれます。
まとめ
新築だから決まったのではなく、準備と戦略が結果を分けた
今回の新築物件が短期間で満室になった背景には、
単に「新築だったから」というだけではない、明確な理由がありました。
オーナー様との事前打ち合わせ
相場を踏まえた家賃設定
競合物件の動きの分析
間取りごとの募集戦略
駐車場・駐輪場の運用設計
こうした細かな判断の積み重ねが、満室という結果につながっています。
新築募集は、募集開始前の設計でほぼ勝負が決まると言っても過言ではありません。
「建てれば決まる」時代ではないからこそ、
管理会社の提案力と現場対応力が重要になります。
新築募集でお悩みのオーナー様へ
新築物件の募集や、管理会社選びでお悩みの方は、
ぜひ一度ご相談ください。
物件ごとの強みを整理し、
エリアや市場感に合わせた最適な募集戦略をご提案いたします。