賃貸物件のベランダに目隠しがないと問題?フェンスの種類について解説!
賃貸物件を探しているときに注意したいポイントのひとつが、ベランダの目隠しです。
目隠しがないと防犯上のリスクが懸念されるため、主なフェンスの種類などは事前に確認することをおすすめします。
そこで今回は、賃貸物件のベランダにおける主なフェンスの種類、目隠しがないときの防犯上のリスク、DIYの方法を解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
千葉市周辺の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件のベランダで目隠しになる主なフェンスの種類
賃貸物件のベランダで目隠しになるものには、フェンスが挙げられます。
しかし、フェンスと一口にいっても、いくつか種類があり、それぞれで特徴が異なります。
主なフェンスの種類や特徴は、以下のとおりです。
アルミフェンス
アルミフェンスは、アルミで作られたごく一般的なフェンスです。
特徴は種類の多さで、DIYで設置できるものや施工を必要とするものなどがあります。
隙間が大きいものを選ぶと、フェンスを設置しても通風を妨げられません。
しかし、目隠しとしての性能は下がり、防犯上のリスクが生じかねない点には注意が必要です。
また、板が横向きに取り付けられているフェンスは、小さな子どもが足をかけてよじ登れてしまいます。
設置場所がベランダだと転落の危険があるため、小さな子どものいる世帯は、フェンスの構造に注意しましょう。
このほか、アルミフェンスには、見た目がウッドフェンスのようにおしゃれなものが見られます。
いずれにしても、素材はアルミであるため、水気に強くてお手入れに手間がかからない点がメリットです。
ウッドフェンス
ウッドフェンスとは、その名のとおり、木で作られているものです。
ナチュラルな見た目がおしゃれであり、設置すると目隠しになるだけでなく、賃貸物件のベランダを素敵な雰囲気に変えてくれます。
ただし、素材が木であるだけに、アルミフェンスなどより水気に弱い傾向にあります。
雨に強い目隠しにしたいなら、防腐塗料を塗ってあるものを選ぶか、DIYで塗布しましょう。
また、腐食のリスクが想定されるため、こまめなメンテナンスが必要です。
ラティスフェンス
ラティスフェンスとは、格子状になっているもののことです。
特徴は、見た目がおしゃれで、設置時の圧迫感が少ないことです。
また、フェンスに隙間がいくらか生じるため、通風が確保されます。
さらに、鉢植えと相性が良いのは、ほかのフェンスとの違いです。
賃貸物件のベランダで花や植物などを育てたい方には、ラティスフェンスが向いています。
一方、格子部分に足をかけ、小さな子どもがよじ登れる点には注意が必要です。
▼この記事も読まれています
賃貸物件の内見時に必要な持ち物は?時間帯による違いやポイントを解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
千葉市周辺の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件のベランダに目隠しがないときの防犯上のリスク
入居する賃貸物件のベランダに目隠しがないと、防犯上のリスクがいくつか生じます。
事前に確認したい防犯上の主なリスクは、以下のとおりです。
生活サイクルを把握される
入居した賃貸物件に目隠しがないと、室内の様子が外から見えやすくなります。
部屋の照明がついている時間帯などが外からわかると、いずれは生活サイクルを把握されかねません。
生活サイクルが不審者に把握されたときには、不在時を狙った不法侵入などが懸念されます。
とくに、一人暮らしの女性や小さな子どものいる世帯は狙われやすく、防犯上のリスクに注意が必要です。
目隠しを設置すれば、室内の様子が外からあまり見えず、生活サイクルを把握されるリスクが下がります。
それだけ不法侵入などのターゲットにされにくくなり、入居した賃貸物件で安心して暮らせます。
プライバシーを守れない
目隠しがないときの問題のひとつは、自身のプライバシーを守れないことです。
周囲からの視線を遮るものがないと、なにげなくベランダに出たとき、自身の姿を通行人に見られる可能性があります。
自身のプライベートな姿を不特定多数の方に知られてしまうのは、あまり気持ちの良いものではありません。
また、プライバシーが十分に守られないベランダだと、周囲に誰もいなくとも他人の視線を感じてしまい、ストレスになることがあります。
何かと落ち着かない環境では、たとえ入居先のベランダが広々としていても、椅子を置いてくつろぐなどの使用は難しくなります。
さらに、プライバシーを守れないことは、防犯上のリスクにもつながるものです。
入居した賃貸物件を誰がいつ見ているかわからない以上、自身のプライベートを他人が簡単に把握できる状態は、望ましいとはいえません。
入居した賃貸物件で安全かつ快適な暮らしを送るためにも、ベランダには何らかの目隠しがほしいところです。
▼この記事も読まれています
賃貸物件の築年数ごとの特徴は?築古や築浅の基準も解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
千葉市周辺の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件のベランダにDIYで目隠しを設置する方法
入居した賃貸物件のベランダが周囲から見えやすい環境にあるなら、目隠しをDIYで設置するのがひとつの方法です。
個人の設置物で周囲からの視線を遮れれば、手頃な目隠しの完成です。
目隠しとして使えるものや設置方法などには、以下のものが挙げられます。
すのこ
すのこは、ベランダの目隠しに使えるグッズのひとつです。
インターネットの通販やホームセンターなどで広く市販されており、用意は簡単です。
すのこは、基本的に木製なので、DIYでカットできます。
設置場所にあわせてサイズを調整すれば、手頃な目隠しとなります。
また、自分で用意したすのこなら、色や模様などは自由に変更可能です。
ペイントを使って色や模様をつければ、より素敵な目隠しの完成です。
なお、雨に濡れると腐食するおそれがあるため、屋外用の防腐塗料などで保護しておきましょう。
くわえて、設置したすのこが倒れるリスクがあるなら、ベランダのフェンスの桟に結束バンドで固定するなどの対策が必要です。
シェード
ベランダなどの目隠しには、シェードがよく使われています。
身近なホームセンターなどで広く市販されており、デザインやサイズが豊富です。
吊るすタイプのシェードを選べば、目隠しになるだけでなく、夏場には日差し対策となって快適です。
タープ
タープとは、日差しや雨を遮るキャンプ道具の一種です。
見た目は大きな布で、一般的にはポリエステルとコットンをあわせた素材で作られています。
もとから屋外で使用する道具なので、ベランダの環境に適合しやすいといえます。
使っていないタープが手元にあれば、DIYの目隠しに使えないかを一度検討してみましょう。
カーテン
ベランダでくつろいでいる間だけの一時的な目隠しで良いなら、カーテンを使うのがひとつの方法です。
屋根から吊るしたり、物干し竿にかけたりすれば、シェードのように周囲からの視線を遮れます。
ただし、カーテンは一般的に屋外での使用を想定していないため、常設には不向きです。
あくまで一時的な目隠しであり、設置や片付けに手間がかかる点には注意が必要です。
すだれ
すだれは、夏場の日差し対策で古くから用いられてきたグッズです。
設置しても、通風にはあまり影響がなく、涼しげな見た目もあって夏場には快適です。
そして、日差しとあわせて周囲からの視線を遮れるため、目隠しとしても役立ちます。
すだれは、国内で古くから用いられてきただけに、ホームセンターなどで手軽に購入できます。
それほど高価なものではなく、あまり費用がかからないのは嬉しいポイントです。
設置はDIYで可能ですが、風で飛ばされるリスクには注意しましょう。
風の強い日には、飛ばされないように畳むか、室内に取り込むなどの対応が必要です。
▼この記事も読まれています
家族向け賃貸物件の間取りと家賃の目安!住み替えのタイミングも解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
千葉市周辺の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
目隠しとなる主なフェンスには、水気に強いアルミフェンス、ナチュラルな印象のウッドフェンス、見た目がおしゃれなラティスフェンスなどがあります。
賃貸物件のベランダに目隠しがないと、自身の生活サイクルを不審者に把握され、不法侵入を受けるリスクがあり、防犯面で不安が残ります。
入居先のベランダにDIYで目隠しを設置するなら、すのこ・シェード・タープ・カーテン・すだれなどを用いるのがひとつの方法です。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
千葉市周辺の賃貸物件一覧へ進む